石丸伸二氏が2025年1月に立ち上げた地域政党「再生の道」。
公募をすると1128名が集まり、2025年東京都議会選挙に42名、参議院選挙に10名の候補を擁立しました。
合計52名もの候補者を立てた再生の道。
立候補するには、供託金というお金がかかってきます。
こんなにたくさん候補者がいたら、お金がたくさんかかると思いますよね。
しかし、供託金は一定の得票を得られれば、返金してもらえます。
再生の道は、供託金をいくら自腹で払ったのかを調査しました。
Contents
東京都議会選挙・参議院選挙の供託金はいくら?
再生の道は、2025年東京都議会選挙に42名、参議院選挙に10名の候補を擁立しました。
選挙によって供託金は違うようです。
供託金とは
公職選挙において、売名や泡沫候補の乱立を阻止するための制度。 金額は出馬する選挙によって異なり、供託金没収点に達しない得票率の場合は全額没収され、逆に落選しても一定の得票を得ると全額返還される。
供託金は、出馬する選挙によって金額が異なります。
選挙 | 供託金 |
参院・衆院(選挙区) | 300万円 |
参院・衆院(比例区) | 600万円 |
知事 | 300万円 |
都道府県議 | 60万円 |
政令市長 | 240万円 |
政令市議 | 50万円 |
市長 | 100万円 |
市議 | 30万円 |
町村長 | 50万円 |
町村議 | 15万円 |
【再生の道】選挙の供託金はいくら自腹で払ったのか?
東京都議会選挙で没収された金額
再生の道では、東京都議会選挙で2名が供託金没収になったそうです。
https://www.sankei.com/article/20250624-VZ7XHDBKRJBNZBMNMBSITQJ4MU
参議院選挙で没収された金額
参議院選挙では比例区の9名は供託金没収になったようです。
再生の道が自腹で払った供託金の金額は60万円(東京都議会選挙)+5400万円(参議院選挙)の5460万円のようです。
再生の道の供託金はどうやって支払ったのか?
2025年1月に誕生したばかりの新しい政党、再生の道。
2025年の東京都議会選挙には42名、参議院選挙には10名の候補者を擁立しました。
選挙には供託金がかかりますが、どうやって支払ったのでしょうか。
石丸氏の都知事選挙で得た献金
2024年の東京都知事選挙に出馬した石丸伸二氏は、選挙に際して献金を募集していました。
その献金の金額は億を超える金額になったようです。
その献金を使って、再生の道を立ち上げ、52名を擁立し、選挙の供託金も支払ったようです。
再生の道への献金
再生の道へも献金が出来るようになっています。
こちらの献金も再生の道の運営、供託金に使用されたと思われます。

石丸伸二氏は、東京都知事選挙で得た献金を、自分のための選挙資金ではなく、再生の道に使いました。
ご自身は出馬されていませんので、自分が政治家になるためではなく、「広く国民の政治参加を促す」ために使われました。
この理由をお話されています。30:45
この献金は「石丸伸二を通して、日本の政治、日本の未来にみなさんが思うところがある。それを具現化する。それは、総理大臣になるとかではない。自分が出来る範囲でやるべきことを考えったら、こういう選択肢かなというところです。」
・選挙ドットコムのサイトから献金が出来ます
https://go2senkyo.com/politicalparty/detail/19